12.蘆屋道満と秦氏と御先祖様 -(カタカムナをしたら龍が来た話し)
のつづき
13.サムライ開運法
「サムライ開運法」の書籍の著者である土御門兼嗣氏を知ったのは、斎名智子アワーというYouTubeチャンネルで、昨年秦氏の末裔として出演していた動画を見たのが最初だった。
秦氏一族のトップを務めるという。
(チャンネル主の斎名智子さんは、昔よくテレビに出ていた心屋仁之助さんの元奥さんだとか)
土御門兼嗣氏によると、2015年頃に宮家を経由して土御門の名を受けたのだという。
動画の中では土御門さんや統理と呼ばれている。
土御門というのは役職の名前で、世の中が乱れてきた時に一世だけ任命されるもので、
安倍晴明の末裔である安倍家が任命された時代は、飢饉や病気の蔓延、魑魅魍魎が流行った時期だった。
以前自分が方位に関して出会った文献の中に、土御門安倍家に関連する人物が残したものがあって、その時に用いていた方位理論を大幅に見直すことになったが、現代にも土御門が任命されていたこと、さらにそれが以前から気になっていた秦氏の人だったことは興味深かった。
ルーツが同じだからなのかはわからないが、シンクロを重視して行動しているところや、方位盤プログラムを作成しているところ(サムライ開運法の書籍を購入すると使用できる)など、やっていることが自分と妙に被っていることも興味深かった。
サムライ開運法の「サムライ」とは、古神道、陰陽道、體術の三つを会得し、究めた者をいう。
陰陽道や古神道と縁があり研究してる身としても非常に気になったので予約してみたが、書籍の内容が奇門遁甲という方位術を用いたものだったことにも驚いた。
なぜなら自分も数年前に奇門遁甲を結構研究して、実践もしていたからだ。
実際に方位を取り始めてから妙にやる気が出てきて、国家資格を取得したり、大きなお金が入るなどしたが、陰徳を減らすのではないかと考えて封印した経緯がある。
しかし、土御門兼嗣氏によると「運は使えば使うほど強化できる」というので、
今年度からまた奇門遁甲の方位も解禁して、移動の際に使ってみている。
また、座山盤という、自宅の吉方位に純金や銅製品を使う活用法も紹介されていたので、実践してみた。
自分が使っていた奇門遁甲は、自分が移動する方位の立向盤のみで、この座山盤という概念は無かったが、調べてみると中国伝統の奇門遁甲にも無いようで、透派という派閥特有のものらしい。
土御門兼嗣氏は透派なのだろうか?
果たして秦氏に伝わってきたものなのか、それとも秦氏のトップが後から透派の奇門遁甲を使っているのか、実際のところはどうなのかが気になるところ。
<参考>
4冊セットの購入で、全方位の運気が上がるとかいう特製霊符が付くというので、購入してみたところ、同じものが4冊届いた。
その成果か、Amazonベストセラー1位になっていたので商売上手だなと思った。
霊符には、天之御中主 月讀大神 国常立命 豊受大神 歳徳大神 と御神名が描かれていた。
個人的には、昨年から方位の歳徳神について周知する動画や記事を結構上げていたので、やはり重要な神様であることを再認識できた。
<参考>
以前伊勢神宮から送ってもらった神札も、外宮の「豊受大神宮」と書かれていたし、
カタカムナにも「トヨウケヒメ」が何度も出てくる。
ただ、奇門遁甲と言っても局数の取り方などによって作盤方法や吉方位自体が変わってくる。
サムライ開運法には方位の吉凶が☆や★の数で書いてあるだけで、どのように吉凶を算出しているかがわからなかった。
(これは土御門兼嗣氏本人の意向というより、出版社側からの「あまり複雑だとわからない」という要望が関係しているようだった。)
自分が用いている作盤方法とは、吉凶が被るところと被らないところがあった。
☆が吉で★が凶とあるのに、全部☆6つにも関わらず大凶と表示されることがあるなど、明らかに整合性が取れていない、プログラムミスと思われる箇所も見受けられた。
こういう類のものは理論を公開していない以上、個人レベルの誤りがそのままスルーされて公開されてしまうことがあるので、念の為自分の用いている作盤方法と吉方位が合うものだけを用いている。
あと奇門遁甲は日時盤では効果があった実例を見たことがあるが、年月盤はほとんど検証事例を見たことがないため(平城京から長岡京、長岡京から平安京の移転くらいか)、転居等で使うのはどうかとは思う。
ただ、座山盤を何度か使ってみて、その後に確かに次のステージに繋がるような縁などがあったが、他に色々やっていたため奇門遁甲の影響なのかは不明。
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