宇宙の法則の研究と実践

最近は方位学の検証事例をアップしています。

富樫勇樹選手の留学時の渡米の方位

 

 

先日、バスケットボール男子日本代表が、48年ぶりに自力でのパリ五輪出場を決めた。

そんなバスケ男子日本代表のキャプテンを務めたのが富樫勇樹選手だったが、
今日は冨樫選手がアメリカの高校への留学した時の方位について、方位学の視点から考察してみる。

 

富樫勇樹選手

 

 

富樫勇樹選手は新潟県新発田市出身。
小学1年生でミニバスケットボールを始める。

新発田市立本丸中学校では、監督としてチームを率いる父親のもと、
2年時と3年時にはそれぞれ15歳以下、16歳以下の日本代表に選抜され、
3年時には全国大会で優勝した。

中学卒業後の2009年、アメリカのモントローズ・クリスチャン高校へ進学のため渡米。
9月の入学に備え、5月に渡米している。

 

その時の方位を見てみる。

モントローズ・クリスチャン高校のある米メリーランド州ロックビルの方位は、
艮宮(北東)の丑ノ方。

新潟から米メリーランド州・ロックビルの方位

 

2009年5月の方位盤は、以下のとおり。

2009年5月の方位盤

艮宮(北東)

年盤:壬辰 三碧木星
月盤:壬申 五黄殺 貴人

 

富樫勇樹選手の命式は、以下のとおり。

富樫勇樹選手の命式

 

艮宮の年盤「辰」、月盤「申」と、命式の「子」で、子辰申の三合水局が成立。

さらに冨樫選手は、命式に「未」と「酉」を持つため、
月盤の「申」は、冨樫選手にとって、未申酉の三支並びとなる解神大吉

年盤の「辰」は、冨樫選手の年命「酉」と支合なのも吉。

 

気学で方位を見ている人は、月盤に五黄殺が巡ることが凶ではないかと思うかもしれないが、原書では月の五黄殺は吉神が重なるなど要件が揃えば制化できるとされている。

この月は「貴人」という吉神が巡る方位であるため、重なってはいないがある程度制化されていると見る。

もしくは、月建(その月の十二支の方位)から数えて九ッ目の方位(丑ノ方は、巳から数えて巳午未申酉戌亥子丑の9つ目)であるため、文献によると月建から遠いところの五黄殺の方位は、事象が出るのも遅いとされているため、凶事象はまだ出ていない可能性が有る。
(文献には13年目 or 17年目から出るとの記述があるが、実例未検証)

気学ではあまり聞かない話かもしれないが、用いる方位が、その年の十二支 or その月の十二支からいくつ目の宮かによって、方位の作用の強弱や事象が表れる時期が変わってくる。
(この間紹介している方位アプリでは一目でわかるようになっており、方位盤の周囲に数字が振られているのはそのため)

 

 

以下、2009年を1年目として、原則、吉事象の出る四飛び周期(1・5・9年目…)を見ていくと、

 

・1年目

モントローズ・クリスチャン高校で1年時からロスター入りし、主にシックスマンとして起用され、2010年の同校全米ランキング2位ランクインに貢献した。

 

・5年目

2013年、bjリーグ新人賞(2012-13シーズン)

bjリーグ月間MVP(2013-14シーズン・10月)

bjリーグ最多アシスト(2013-14シーズン)

bjリーグベストファイブ(2013-14シーズン)

bjリーグオールスターゲームMVP(2013-14シーズン)

 

・9年目

2017年、Bリーグベストファイブ(2017年〜2023年まで7回。歴代最多)

Bリーグオールスターゲーム選出:7回(2017年〜 2023年まで7回)

BリーグオールスターゲームMVP:1回(2017)

1試合スリーポイント成功本数:11(2017年11月12日、Bリーグ最多タイ記録)

 

・13年目(四飛び周期、三飛び周期共通)

2021年、東京オリンピック日本代表に選出。

2022年、アシスト王受賞(2年ぶり2回目)

 

 

吉事象の出るのは、原則四飛び周期だが、
吉方位を取った場合には、原則凶事象の出るとされる三飛び周期にも、
実例を見る限り吉事象が出ていることが多い。

そのため、一応三飛び周期(4・7・10年目…)も確認してみると、

 

・4年目

2012年6月、NBAなどが主催するイベントBasketball Without Bordersに参加し、アジア地域における同年代のトップ選手が集まった中、MVPを獲得。

秋田ノーザンハピネッツに入団。

 

・7年目
2015年9月、NBL千葉ジェッツとの契約合意が発表された。


・10年目
2018年、レギュラーシーズンでは、全60試合に先発出場すると、838得点(1試合平均14得点)に、リーグ3位となる328アシスト(同5.5アシスト)を記録し、レギュラーシーズン最優秀選手(MVP)に選出された。

第94回天皇杯では、決勝にて延長終了2.7秒前に値千金となる逆転3ポイントシュートを決め、千葉ジェッツを3連覇に導いた(同大会MVPを獲得)。
(これらの功績が評価されてか、翌2019-20シーズンには契約更改を行い、Bリーグで日本人初となる1億円プレーヤーとなった。)

 

・13年目

(2021年の事象については、四飛び周期の13年目で述べたとおり)

 

・16年目

2024年、パリ五輪出場決定。

 

 

といった形で、やはり今回も吉事象の出る周期的にもバッチリ一致した活躍を見せている。

 

 

バスケットボール日本代表のパリ五輪出場決定を受けてか、
先日新潟ニュースのYouTubeチャンネルで、2009年当時の渡米直前の冨樫選手へのインタビュー映像が公開されていた。

その中での印象的な話があった。

 

冨樫選手の父であり、本丸中学校バスケ部の監督だった富樫英樹氏は、
練習中、選手たちにほとんど指示を出さず、
基本的な技術と戦術を教えた後は、選手たちが自分たちで考え判断する。
その姿勢をバスケを通じて選手たちに持ってもらいたいという。

冨樫選手自身も当時のインタビューで「そっちの方がやりやすかった」と話している。

中学卒業後の進路にアメリカの高校も選んだのも、冨樫選手自身の意志だった。

そのことについて父の英樹氏は
「15歳の子があえて厳しいところに自分で決断していったということに価値がある、成功・不成功はあまり関係なしに自分でその道を選んだところを評価したい」
と話していた。

 

<参考>

【2009年放送】バスケ富樫勇樹選手(新発田市出身) 中3で全国制覇!「レベルの高いところで…」夢を追ってアメリカの高校へ - YouTube

 

 

その時の留学のための渡米の方位が、上で挙げたように良い方位で、
法則どおりに事象も表れているように見えることからして、
自分の意志で動いた時には、自ずと良い時期と方位を選ぶものなのかもしれない。

 

というのも、白川神道のグループの運営するmaforamaというサイトの中で、似たような話が取り上げられたことがあった。

音楽学校で、周りの演奏となかなかリズムが合わない人がいた際に、
先生から
「周りのリズムに合わせにいこうとしないで、自分からリズムを出すようにしてみるといい」
というアドバイスを受けて、実際にそうしてみたところ、
リズムが一転して、全体としてもすごく良い演奏になったことがあったという。

同様に、宇宙のリズムと調和するためには、「自らが意志を出すこと」が大きな鍵になる旨のことが述べられていた。

 

<参考>

宇宙のリズムに乗り、自分を超える方法 - Maforama

 

 

自分自身で振り返ってみても、昔、親が勝手に決めてきた賃貸へ引っ越した方位が、今見てみると悪くて、転居後に三飛び周期でしっかり凶事象も出ていた。

逆に、自分で意志を立てた後に動いた方位は良くて、シンクロニシティも多く起きるようになり(一説によると宇宙の流れに調和しているサインらしい)、その後の世界も広がった経験がある。

ただ、今になって振り返ってみると、自分の意志のようで、実は周りに流されていただけで、気づいたら真我からズレているということもあったように思う。

世の中には、本当に自分のやりたいことから目を逸すような情報は溢れている。

 

自分自身の意志の有無が取る方位にも影響するというのは、やはり有り得そうな話ではある。

逆にどんな方位を取るかによって、自分の意志が真我に沿ったものかがわかる部分もあるかもしれない。