宇宙の法則の研究と実践

最近は方位学の検証事例をアップしています。

方位学との出会いと転機9 鑑定のリスクと意志エネルギー

方位学との出会いと転機8 審神者と祓い

のつづき

 

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元々自分自身、方位の研究と実践をしていて、方位の鑑定などを通して人の役に立てればいいなと思っていた。

前者の著者は「良い鑑定をすれば徳が積めて、悪い鑑定をすれば劫になる」と言っていたが、実際はそんな単純な話ではなく、
後者の流派で知ったことは、鑑定をすると相手の因縁を被る可能性もあるなど、思わぬリスクがあるようだった。

実際、数年鑑定してる人の症状が自分にも出てきたことがあったが、そのことと関係がありそうだった。

一応簡単に禍切りなど、そうした影響を降ろす方法も一部教わったが、それで足りるのかが不明なところも多い。

 

そこまでのリスクを他人が背負うのはかなり責任が重いと思うが、その割に見えない世界の分野なので、その価値を認める人も少ないかもしれない。

前者の著者は、鑑定士を養成する講座を主催し、徳のネズミ講を画策する主旨のことを話して、
人に鑑定を勧めて自分の流派を広めたいようだったが、
そうしたリスクや対処法などを踏まえずに、安易に人をそうした道に引き込み、
人を利用したビジネスにしていいものでもないように思う。


「思考は現実化する」で知られるナポレオン・ヒルは、著書の「悪魔を出しぬけ」の中で、
「流されやすい人、自分の意見を持たない人、自分で動かない人は、悪魔の支配下に落ちた人」だとしているという。

一般的な価値観を信じ切っている内は気づきにくいのかもしれないが、個人的には非常に納得できる話でもある。

 

 

鑑定というのも、方位の影響は人生をも左右し得るので、それを第三者が決めるというのは、
言われたことを鵜呑みにしたり向き合い方によっては、それ自体が自分の人生を他者に委ねているのと同じかもしれない。

白川の占いに対する認識でもそうだったが、その辺りが相手の意志エネルギーを奪ってしまうことになりかねない。

新たに縁のあった組織では公的な免許制度もあるようだったが、確かに浅い学びで平気で無責任なことを言う人間が出てくるならば、業界の信頼度や公益性のためにもそうした制度も必要だと思った。

現状では、個々が学問として学んで、自分自身で理解した上で、自己責任で活用していくのが一番良いのかもしれない。

 

 

 

つづく