宇宙の法則の研究と実践

最近は方位学の検証事例をアップしています。

方位学との出会いと転機1 方位学との出会い

※この記事にはYouTube動画版があります。

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2016年の始め頃から方位学に興味を持ち、
九星気学、金函玉鏡、奇門遁甲等の書籍を読み漁り、
元々バイクでツーリングするのが趣味だったこともあったので、
方位を見た上で、関東近県の日帰り、もしくは1泊程度の旅行で試してみることにした。

 

一番最初に方位を取ったのは、自宅から2時間歩いたところにあった
東京・稲城大麻止乃豆乃天神社(おおまとのつのてんじんじゃ)だった。
御祭神は「櫛真智命(くしまちのみこと)」

調べたら、鹿の骨を焼いてできた割れ目から吉凶を占う「太占(フトマニ)」という占いを司る神様だという。
現代でも毎年1月3日に、東京・青梅の武蔵御嶽神社と群馬・富岡の貫前神社で行われており、農作物の出来不出来が占われている。

似たものとして、亀の甲羅が用いられる「亀卜」があるが、これは大嘗祭でも行われ、
神々に供える米の生産地が決められた。

 

 

太占について調べていた中で、ある合気道のサイトで、同じ読みの「布斗麻邇(フトマニ)」について書かれた文章を見つけてメモに残していた。


古事記合気道とも関係するもののようだったが、当時はよくわからなかった。
後に白川神道の学びの中で、言霊の原理法則を表す概念でもあることを知った。

以下、その時に残していたメモより。
八千代市合気道連盟のHPより引用)

 

布斗麻邇(フトマニ

古代の卜占の一種。
言霊原理の法則すべてを表す。

 「布斗麻邇とは、気体と気体とが正しく打ち揃って美しい様をいう。」(開祖) 

この場合の気体は言霊(エネルギー、波動)の意と思われる。


 融和統合された波動・・・をフトマニと言います。
人類はこのフトマニによって生成化育されているのであります。
・・・古事記上巻はこの波動の進展を説話にしたものでありますから、
人の生命と魂の波動の発展の歴史書であり、
特に宇宙中核生命の発展過程の歴史書ということが出来ます。
(『万世一系の原理と般若心経の謎』)

 

フトマニとは天の法則そのままの一定の形式即ち公式である。
フトマニ即ち公式に当てはめて、物事の是非・善悪・正邪等の判断をしたり、
現れてくる結果を経理・推論・推測したり、
未来の出来事を予知したりすることなどをフトマニのウラナヒといい、
古代の卜占の一つである。

古事記、特に神代記を言霊学的に解釈し、
天の法則が古事記に書かれているという立場を取るとき、
古事記を『布斗麻邇古事記』と呼ぶ。

 「『古事記』には12通りの読み方がある。」
出口王仁三郎

 

川面凡児は、布斗麻邇とはみずからの霊魂が振動凝止鎮魂して、
大神の霊魂に調和し、大神の御心を窺い奉る神人合一の業であり、
中国の亀卜、卜筮などのように形象に現れた兆(かたち)によって神意を窺うものとは違う、
と説明している。
(『古神道神道の謎』)

 

 

 

当時都内で不動産の税金の仕事をしていたが、意図せずに部署をたらい回しにされたり、鬱病で次々と休職する上司たちを見て将来性を見出せなくなり、10年以上に渡る役所生活もそろそろ潮時と感じていた。

元々公務員になったのは、上の世代が就職氷河期で大変そうだったのを見て、将来苦労するなら今勉強しておこうというような一般的な動機だったが、
一方で、憲法の崇高な理念に触れて、何か世の為、人の為になる事がしたいという思いもあった。

公務員試験に合格し、最初は子ども関係の出先機関に配属になり、子どもに工作を教えたり、地域の行事などに携わるなど忙しく過ごした。

不動産の税金の部署に配属された際は、地域の土地や家屋などの現地調査など隈なく行ったり、課税説明や納税者対応などをしたり、道路に値段を付ける路線価の敷設や、駅前開発、高架化に伴う複合利用地の評価なども行った。

早めに帰れる部署の配属だったので、プライベートの時間が取れたのは良かったが、
国などからトップダウンで降りてくる、個人レベル以上には効率化できない行政の仕事内容などに不合理さを感じることも多く、年々やりがいを感じなくなっていった。

周りが昇進や結婚を機に忙しい部署に配属されるのを見て、全くそうなりたいと思わなかった。

人事異動でこれまでやってきた仕事内容とは関係のない上に、忙しい部署の配属になり、モチベーションはさらに下がっていった。

今思えば、自分の意志とは関係なく既定のレールを走らされることが嫌だったのかもしれない。

 

プライベートでは、最初の頃はバイクをいじったり皆でツーリングなどしたり、
それに飽きてからは、学生の頃にやっていたバスケをもう一度始めて、地域のバスケの活動を主催するなどして打ち込んでいた。

しかしその活動も7年程と長く続けていたこともあり、さすがに飽きてきていた。
このまま固定化して人生を終えるのかと思ったら、昇進も結婚も考えられなかった。

そんな形で仕事もプライベートも煮詰まってきていた。

 


現状を打破するために色々と模索していた中で、学生の時から興味があって独学で学んでいた四柱推命の、ある新本を読んだことがきっかけで、自分の中でブレイクスルーがあった。

夏の勢いで友人と女性に声を掛けようという話になり、表参道などでどのくらい連絡先をゲットできるかなど競うことになったが、
最初の入り口として、占いの練習のていで声を掛けることにしたところ、結果として占いのスキルが上がった。

表参道は、美容師や芸能事務所のスカウトの人などが道行く人に声を掛けていて、そうした人たちに自分も声を掛けられた。
その中に混じって自分も声を掛けていた。

あの時の表参道で道行く人に声を掛けていたのは、美容師か、芸能事務所のスカウトか、占い練習中の俺だったと思う。

最近、朝倉未来YouTubeの企画で声を掛けているのを見て、当時を思い出し懐かしかった。

 

そんな感じで占いスキルを磨く中で色んな人と縁があったが、ある時、命式の干支が己巳ばかりの人と出会うことになる。

己巳年、己巳月、己巳日の生まれの人。
1989年5月9日生まれの女性だった。

どうもその人はスピリチュアル系の仕事をしてる人のようで、唐突に「魂の勉強をした方がいい」と告げられた。
己巳と言えば弁財天の縁日でもあるが、後に弁財天との縁が増えたことを考えると、今思えば弁財天の化身だったのかもしれない。

その時は魂の勉強などどうすれば良いのかわからなかったが、しばらく頭の中に残っていた。

 

同じ時期に、Twitterで、港区在住のハイスペおじさんのアカウントを見つけたが、
ビジネス系のツイートが多く、やたらと宅建の資格の取得を勧めていた。

自身でも不動産鑑定士と会計士の資格を持っているようだった。

その一方で、スピリットの話や開運術などに詳しく、天海絡みのパワースポットなど、どちらかというとそっち系のツイートの方に興味があってよくチェックしていた。

そのアカウントはかなり読書家で、いつもオススメの書籍を紹介していたが、
その中に方位学の本があり、それが自分が方位学に興味を持つ入り口となった。

それらの方位学を使って、毎週末、関東近郊のパワースポットへ出かけていた。

 

 

ある時、ハイスペおじさんが「こうした音源が世に出てくるようになるとはすごい時代になった」と言って、2016年8月に発売されたばかりの音源付きの書籍を紹介していた。

その音源を流した後に、能力覚醒のためにソルフェジオ周波数の高音域のものと、マントラを組み合わせた2つの音源を、同時に流しながらする瞑想を勧められて、毎朝やってみることにした。

当時音源だけ聞いて書籍の内容はあまり見ていなかったが、
そのKindle本は、白川学館の大野靖志氏の著書で、付属音源として白川神道に伝わる4つの祓詞音源が収録されたものだった。

それ以降、気になって頭に浮かんだ内容について、直後にその港区おじさんのアカウントがつぶやいたり、
他にも現実に起こったりするなど、シンクロ現象が多発するようになる。

ハイスペおじさんは、Amazonで自分でもKindle本を出していたので購入してみたところ、コインで占う易占や、魂の構造についての話が出てきて興味深かった。

結果的に、先程占い修行中に女性から告げられた魂の勉強をすることになりシンクロだった。
(後に白川神道で、魂のさらに深い学びを得ることになる)

 

さらに、職場で昼休みの始めに階段を降りていて、ふと「この階段から落ちたら恥ずかしいな」ということと、ある同僚の顔が思い浮かんだが、その昼休みが終わる時に、その同僚がその階段から転げ落ちて頭を打ち、病院行きになった。

瞑想すると直観が鋭くなると言うが、音源での瞑想を続けていた効果か、軽い予知能力のようなものが覚醒してきていた。
(ただし、しばらくした後に別の能力者から、不調だった身体の箇所をピタりと言い当てられ、瞑想し過ぎで危ない、身体の弱いところが出てきている。と言われたため、それ以降はやらなくなった。

毎日アドバイスの通りにしたところ、不調は無くなった。

その人物は、幼少時より類い希なる直観力を持ち、数々の大事故や災害を予知し、人々の病名などを見抜き、多くの人を救っていた能力者で、
それを聞きつけてか、物理学者の保江邦夫氏や、東大名誉教授の矢作直樹氏も、一緒に訪れたこともある、江古田にある店の店主だった。

ちなみに自分が出会ったのは2019年の初めだったが、コロナを予知するようなサイトも作っていた。)

 


シンクロ現象が多発し出した2016年、同年代のオリラジが「PERFECT HUMAN」で大ヒットしているのを見て刺激を受け、自分も何か新しいことがしたくなる。

港区おじさんのアカウントは、どうも不動産鑑定士の資格を持っているようで、
不動産関連の入り口として宅建の資格を勧めていた。

不動産鑑定士は、当時路線価の敷設などをやっていた不動産の税金の仕事とも関係が深い職業だった。

 

いつものシンクロで、職場に不動産鑑定士の仕事についてのパンフレットが回ってきたこともあって、転職を模索する中で、不動産鑑定士の仕事に興味を持った。

その第一歩として、方位取りがてら、ちょうど千葉のLECで行われた宅建士の模試を受けにいった。

その際に千葉神社にて合格祈願の御祈祷を受ける。
これが2回目の方位取りとなった。

 

千葉神社の御祭神は北辰妙見尊星王(=天之御中主大神)。
北極星の神様で、九星気学・易学の祖神でもあるという。

それが後に、不動産の鑑定ではなく、方位の鑑定の道が開けることになるとは、その時は予想だにしていなかった。

 

 

不動産鑑定士の受験の方は、当時不動産の税金の算出のために敷設していた路線価とも関係が深い職業だったことや、予備校のパンフレットで自由度の高い生活が謳われていたことに魅力を感じた。

しかし、司法試験、公認会計士試験と並び三大難関国家資格と称されるような膨大な暗記を必要とする論文試験や、合格後も実は自由度の高い生活とは異なる実情なことに絶望する。

そもそも、ネットのある現代で、何も見ずに手書きで膨大な論文を書く試験に、数年費やす意味を見出せなかった。

受験生の同期を見ても、現役の会計士や一級建築士、司法試験崩れだったり、開成出身だったり、(港区おじさんも筑駒→早稲田だった)、その中で合格率も5%に満たないため、数年費やした時間と労力が無駄になるリスクもあった。


受験生コミュニティの主催者と受験生で、勉強方法を巡ってモメていたり、雰囲気も良くなかった。

YouTubeで「不動産鑑定士、死んじゃう」で検索すると、現場の悲痛な声が聞ける動画が出てくる。

宅建だけ取得して早々に撤退。
(大学時代も会計士の勉強を始めるも簿記の2級だけ取って撤退している。)

今思えば、パンフレットで謳われていた内容は、資格ビジネス特有の嘘が多く、罠だったように思う。


後に白川の学びの中で、現代人は、西洋の覇道的な価値観から由来する、何かを蓄積することが善という価値観の中で生きているという話があったが、
今になってみるとこれらの経験は、現代社会の不合理さ、積み上げ方式の極地を学ぶためには良い経験だったと思う。



 

積み上げとは真逆の”祓ってゼロにする”ことで、
宇宙自体が持っている、自分の宇宙を最適に整えてくれるコンピューターが働き始めて、
自分の天命をいかせる職場に、ポンといけたりするという。

これは後述する実体験的にも腑に落ちるものがあった。

 

<参考>
言霊による現実創造 ⑦道開き「41.元々すべてある」

 


他にも自分の身に起きる不思議なシンクロニシティは続いていたため、
とりあえず何も考えずにそれらを追い掛けるようになった。
並行して方位取りも続ける。

 

ある時、そのハイスペおじさんが、方位学の講座をやるというので、これは絶対受けたいと思い、自己紹介がてら申し込むことにした。

しかしその返信は予想外のものだった。

 

「公務員という安定した職であるかぎり、
覚醒はないし、開運も必要ない。
むしろ、それは邪魔になる。
来るなら辞めてから来い。」

 

“公務員には開運が必要ない”

その時は予想外の返信だったが、今思えば腑に落ちるものがある。

要は、公務員に限らず、自分の意志で生きていない受動的な状態では、開運など必要ないということなのだろう。

開運が必要な人生か、必要ない人生か。

どちらの人生を選ぶか?


そう言われたから、というわけではなかったが、現状に煮詰まっていた自分にとっては、今後を考える上では印象に残る言葉だった。

 

方位取りで吉方位を取っているにも関わらず、人事異動では、今までの仕事とは全く関係ない内容の部署に配属され、早く帰ることもできないなど、逆に職場環境は悪化していった。

しかしその一方で、職場の自席のすぐ後ろの外扉や、乗ろうとした公用車のドアハンドルに、テントウ虫がびっしり集まっているのを目撃するなど、調べてみると吉兆も起きていた。

これはその後の大開運の前触れ現象だった。


これ以上、自分に嘘をついて生きていくことはできない。

 

そのため、これを機に退職することにした。

 

俺は、開運が必要な道を選ぶ。

 

仕事も勉強も一旦すべて辞めて、その時やりたかったネット通販の事業を始めたが、
方位を取った先で、ある真言を唱えたところ、
毎回直後に売上が上がったり、投資バブルなど大きい波に乗ることになった。

方位や真言には見えない力があることを確信するようになる。
(後に真言宗の開祖の空海は、言霊の力を使おうとしたということを知る)

 

特に空海が信仰したという弁財天は、たまたま年に1回公開の弁財天の御神像(絵画)を見ることができたり、5週連続出かけた先に弁財天を祀る場所を見つけるなど、何かと縁があって、
それ以降、己巳の日の参拝は欠かせない。

 

そのような形で、各地の神社の御祭神などを調べたり、
自宅でも神棚や仏壇を設けるなどしていった中で、
古代まで遡る日本の歴史や見えない世界の探求もするようになった。

神社の御祭神もそうだが、調べれば調べるほど、日本という国のルーツなど
学校などでは教わらない、分からないことが多かった。

 

それまでバイクだったが、車中泊に興味を持ち、2019年夏にマイカーを購入。
いつでもふと思い立った時に、突発で出かけられるのがいい。

ついでに宅配やデリバリーなど車でできる仕事を始めたが、これも直後にコロナ禍によるデリバリーバブルが到来し、その流れに乗るような形となった。

旅行先でも仕事ができるので、長期の連泊もできる。

 

すべてを手放して、方位を取りながら、シンクロニシティや自分の直観に従い、
したいことをした結果、運気を味方に付けて、身の回りの環境がガラッと変わることになった。
気づけば、当初求めていた自由度の高い生活になるなど色々と好転していた。

求める価値観は人それぞれ違うと思うが、自分にとって特に干渉されないことや、
起きる時間も、働く・働かない時間も自分で決められるというのは、何事にも捨てがたい物があった。

もちろん、現代のテクノロジーを時代相応に生かしてこそだと思うが、
むしろそれらを自分で決められなかったそれまでの状況が、逆に不自然なあり方だったとすら思う。

当初は自由を得るために資格などが必要だと思い込んでいたが、それらを得るのには特に必要なかった。

人は幸せになるために、特定の条件を満たす必要があると信じていることがあるが、それらは 思い込みであることも多いように思う。

同じく思い込んでいるうちは、ありきたりな話のように思えるかもしれないが、個人的には人生の中で一種の悟りのようなものを得た体験だった。

自らの人生と意識が大きく変わった実体験から、
方位には運命を変え得る可能性を感じ、方位の鑑定の仕事に興味を持つようになる。

 

2019年夏、満月の夜に、ブログで方位鑑定の意志を表明した後、
験を担いで千葉・茨城の東国三社巡りをしたが、
その直後に方位の叡智と出会うことになった。

それは、方位には、九星だけでなく干支も巡っているというものだった。

 

2、3年、方位の検証を続けた後、
2022年の2月、さらに新しい方位の叡智と出会った。

2019年に学んだ方位の理論と同様に、方位に巡る干支を用いるものだったが、
用い方が全く異なるものだった。

それらの復習も兼ねて、方位盤アプリの開発に至った経緯や、
今後の検証会等について、以下に述べようと思う。

 

 

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