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二つ目の事例は、「浜崎あゆみ」
小学生の頃に福岡でスカウトされ、広告などに出るようになる。
その後、東京の事務所に所属し、1993年、14歳でドラマ初出演し、女優としてデビュー。
1994年春に、堀越高等学校芸能活動コースに進学のため上京。
1994年の方位を見てみると、
福岡から東京は、震宮(東)の甲ノ方で、この年の定位での「歳徳神」の方位。
福岡の中学校を3月に卒業後、4月に堀越に入学していることから、上京したのは3月と見られるが、月盤でも歳徳神の巡る方位だった。
歳徳神は、一般的には定位のものしか知られていないが、月盤で巡るものもあり、より吉意が大きい。
1994年の震宮(東)の甲ノ方は、なんとその二つの歳徳神が重なっている大吉方位だった。
さらに吉神である「月徳」も重なっている。
この時の月徳は還家(その星の元の実家のようなもの)なので、こちらも吉意が強い。
また方位に巡る干支を見ると、年盤に「巳」、月盤に「戌」が巡るが、
浜崎あゆみは自己の生年月日に「午」と「酉」を持つため、
「巳」は酉と三合金局、午と方局&二支並び、「戌」は午と三合火局の関係で、
いずれも十二支の関係では吉となる。
震宮(東)は年盤に四緑木星が巡り、一般的な九星気学では、九星本命殺の凶殺と見るため取らない方位だが、実際は九星に吉凶はないため、凶とは見ないとされる。
浜崎あゆみは、その後1998年に歌手としてデビュー。
デビューアルバム『A Song for ××』が約145万枚を売り上げて、歌手としてブレイクを果たす。
年盤での方位の吉事象は、原則方位を取った1年目、5年目、9年目に出るとされるが、1998年は上京から5年目に当たる。
女子中高生を中心に、彼女のファッションやメイクを真似する若者たちが増え、マスコミなどから「女子高生のカリスマ」と呼ばれるようになり、
ファッションリーダーとしてネイルアート、大きなサングラス、豹柄などが流行し、社会現象となった。
ベストジーニストやネイルクイーンでは殿堂入りも果たしている。
2001年3月期においては、所属レコード会社エイベックス社の売上高・利益の4割を稼いでいたという。
レコード大賞3連覇、ソロ歌手および女性ボーカルでは史上初のシングル総売上2,000万枚を達成。
NHK紅白歌合戦には、1999年から2013年まで15回連続出場するなど、数々の偉業を達成することになった。
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