宇宙の法則の研究と実践

最近は方位学の検証事例をアップしています。

干支で読み解くブレイキングダウン4「啓之輔、安保瑠輝也、こめお他」

干支で読み解くブレイキングダウン3「飯田将成 」

のつづき

 

※この記事にはYouTube動画版があります。

 

 

たった一戦で一躍人気選手となった飯田氏だったが、つづく第二戦。

ブレイキングダウン6 BreakingDown VS The Outsider

 

2022年11月3日に行われたブレイキングダウン6、Breaking Down VS THE OUTSIDER対抗戦ともなった同大会では、大会の大トリを務め、元THE OUTSIDER 65-70kg級王者の啓之輔と対戦。

 

序盤は飯田がパンチのラッシュを浴びせ、啓之輔からスタンディグダウンを奪ったが、
その後、啓之輔が出した2発の膝蹴りが飯田の腹部にヒット。

飯田はその場にうずくまり、啓之輔の逆転KO勝ちとなった。

 

 

大会が開催された2022年11月3日の方位盤は以下のとおり。

2022年11月3日の方位盤

 

栃木から東京の方位


啓之輔の地元の栃木から東京は、南(離宮)で、24方位では丁ノ方となる。

 

年盤:丙午 九紫火星
月盤:甲寅 七赤金星

 

啓之輔の命式は以下のとおり。

啓之輔の命式

 

月盤の南(離宮)に甲寅の「寅」が廻っているが、

飯田と同様、啓之輔も命式に丑と卯があるため、寅がくると丑寅卯と三支の並び支となり、飯田氏にとっての寅は解神、大吉の十二支となる。

 

またこの月の南(離宮)は、年月の十二支と三合となる方位(寅午戌の三合火局で、南は午の定位の方位)であるため、力の強い方位でもあった。

 

あと丁ノ方ではなく丙ノ方ではあるが、天徳、月徳の吉神が同じ南(離宮)に廻っているため、その影響も多少はあったかもしれない。

 

さらに、啓之輔は本命(生まれ年)の九星が八白土星だが、年盤に廻る九紫火星、月盤に廻る七赤金星は相生関係であることも吉となる(火は土を生み、土は金を生むため)。

 

ちなみに日盤では南(離宮)に五黄殺という凶神が廻るが、前日会見時には既に東京に来ていたと思われるため、当日の五黄殺の影響は出ないと思われる。
(移動する時の方位盤が影響すると考えるため)

 

このように良い条件が重なり、さらに凶神も被らないことはあまりないため、啓之輔にとってはまたとない貴重なタイミングだったと言える。

 


一方でこの時期、飯田が取った東(震宮)は、月盤で暗剣殺という凶神が廻る。
(月盤で五黄殺が廻る宮の反対側の宮が暗剣殺

日盤でも前日、前々日は凶方位になっていた。

 

また命式を見ると、飯田の日干の丁火からすると、啓之輔は癸水で、丁火から見て癸水は、「七殺」という天敵の関係でもあった(水が火を剋する)。

飯田と啓之輔の日干は七殺の関係


それは、水気が旺じる冬季(11月〜1月)に入っていたこととも連動している。

 

冬生まれで、日干(生まれ日の天干=自分自身を表す)が丁火の飯田は、
日干の強弱を表す身旺か身弱かの分類では、身弱に分類され、
日干を剋して弱める水気は、凶の事象として表れやすい五行である(これを忌神という)。

 

 

飯田は、2023年2月19日のブレイキングダウン7直前に交通事故に遭ってしまい、ケガのため惜しくも欠場となったが、
2月の立春から2023年の年運「癸卯」に入った直後の事故で、丁火の飯田にとって七殺の水剋火の事象が表れたものと思われる。

飯田さんが交通事故に遭い欠場になりました

 

ブレイキングダウン7第30戦でYUSHIにKO負けを喫した「こめお」も丁火(肋骨のひびと眼窩底骨折の疑い。)。

こめお、YUSHIにKO負け

 

終戦の「安保瑠輝也VSシリル・アビディ」では、KO負けを喫したシリル・アビディが丁火、
勝利した安保瑠輝也が癸水で、七殺の事象がよく表れていた。

終戦 安保瑠輝也 vs シリル・アビディ

 

 

 

以上、今回は運命学的、方位学的な視点から、朝倉未来をはじめ、注目を集めるブレイキングダウンで大きく飛躍した選手と併せて考察してみた。

 

年月盤での判断を取り上げたが、基本的には数日の国内旅行などでは、年月盤はあまり作用しないとされているが、このような大きな挑戦などをするにあたっては(まして大きく注目される舞台では)、天体の気の後押しを受けるか、それとも逆らうかで結果も変わってくるものと思われる。

 

今回取り上げた人物は、いずれも人生の中で一度失敗して、方位学的に吉とされる方位を取って飛躍している点が共通している。

 

もちろん、たまたま吉方位だったという可能性もあるかもしれないが、一つの可能性として方位の影響も考えてみても良いのではないだろうか。

 

また機会があれば、干支での考察を取り上げたい。