※この記事は2020年の学び(開運方位鑑定をやる理由)からの分離記事になります。
トピックが多かったので分けました。
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天岩戸開き(あまのいわとびらき)神話について簡単に説明。
神代の昔、空の上に高天原という神々の世界があった。
太陽の神・天照大御神(アマテラスオオミカミ)や須佐之男命(スサノオノミコト)、その他多くの神々が暮らしていた。
須佐之男命は大変な暴れん坊で、あまりにひどいいたずらに怒った天照大御神は、天岩戸(あまのいわと)と呼ばれる洞窟に隠れた。
太陽の神様が隠れると世の中は真っ暗になった。
食べ物が育たなくなったり、病気になったりと大変なことが次々起こった。
困った八百万(やおよろず)の神々は、天安河原(あまのやすかわら)に集まり、相談をかわした。
相談の結果、天岩戸の前でいろいろなことが試された。
まず長崎鶏(ながさきどり)を鳴かせてみたが、天岩戸の扉は開かずに失敗した。
次に天細女命(アメノウズメノミコト)が招霊(おがたま)の木の枝を手に持ち、舞をされ、その周りで他の神々が騒ぎ立てた。
すると、天岩戸の中の天照大御神は、
「太陽の神である自分が隠れて居るから外は真っ暗で、みんな困ってるはずなのに、外ではみんな楽しそうに騒いでいる。これはどうした事か?」
と不思議に思われて、天岩戸の扉を少し開けて外を見た。
神々は騒いでいる理由を伝えた。
「あなた様より美しく立派な神がおいでになりました。」
「お連れ致します」
と言い、鏡で天照大御神の顔を写した。
自分の顔だと分からなかった天照大御神は、もう少しよく見てみようと扉を開いて、体を乗り出した。
その時、思兼神(おもいかねのかみ)が天照大御神の手を引き、岩の扉を手力男命(タヂカラオノミコト)が開け放ち、
天照大御神に天岩戸から出てもらうことができた。
そして、世の中が再び明るく平和な時代に戻ったと言われる。
暴れた須佐之男命は、その後反省し、天岩戸の里を離れ、出雲国に行かれ、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治をした。
岩戸神楽(いわとかぐら)の中では、神楽歌がうたわれ、
戸隠の御神すなわち手力男命は開けた天岩戸の扉を、長野の戸隠山(とがくしやま)へ投げたと伝えられる。
参考元
天岩戸神話|【公式】天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)|天岩戸神話|宮崎県|高千穂町
カタカムナ 言霊の超法則の著者である吉野信子さんによると、
この天岩戸神話にはあるストーリーが隠されているという。
以下、カタカムナ 言霊の超法則から引用
天照大御神とは私たちの命の中にいる最も尊い神。
「本当の自分が持つ神なる力」を表している。
天照が岩屋戸に隠れたストーリーは
「自分のすべての思いを実現させる神なる力」
を心のうちに秘めたまま、それに気づかない人間の状態を示している
天岩屋戸の物語は、
「自分の命の奥には、すべての夢を現実化させることができる貴く輝く力が秘められている」
ということを表していた。
そしてその扉を開く方法をまとめると、次のようになる。
- 自分が「本当に興味がある道」に進むこと。
- 自分の秘められた力は、心から楽しむ「笑いの力」で発揮されること。
- そのためには、まず最初に「思いの力を充電」すること。
- 必ず実現するという「自分の意志を凝り固めて石のように固くし」。
- 意志を「思いのエネルギーで飽和させる」こと。
- そのためには、「祭り」が必要、祭りとは「周りの人の応援、協力」のエネルギーの増幅、共振運動を作り出すものであること。
- そのエネルギーの流れに乗って勇気を持って内側の扉のカギを開けること。
これが、「すべての夢を叶える手順」だったのです。
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