※この記事は那須川天心 VS フロイド・メイウェザーについて占う からの分離記事になります。
トピック毎に分けました。
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那須川天心
次に那須川天心選手です。
生時は不明ですが、
日干は丁火で、日支酉金、月干庚金と金に囲まれている上に、申月の金旺の生まれなので、金の事象がより強く出ます。
日干丁火からすれば金は財星にあたるため、同時に財星の事象も強く出ることになります。
金は観察眼や反射神経を司ります。
財星は目標意識、外部環境をコントロールしようとする意識、空間把握能力に関連します。
日干の五行の力量と比べてもかなり大きいので、その分の大きな目標意識を持っていることがわかります。
アクロバティックな回転蹴りなど、あれだけ打撃を的確に当てられるのは、
天性の反射神経と空間把握能力によるものだと思われます
財は強く作用すれば、父親の影響が大きい人が多いですが、
実際にも幼少の頃から父親が仕事をセーブしてまで練習に付きっきりだったようです。
那須川選手自身も
「父親のプレッシャーは本当にすごかった。タイトルマッチや大舞台のプレッシャーですら、父親のプレッシャーに比べると大したことないと感じてしまう」
と話してることにも表れています。
大運を見ると、17歳まで辛酉で、天地ともに金が巡っているため、その傾向はなお強くなります。
通常ならば、日干が弱い場合にこれだけ強い財が隣接していると父親との関係は悪くなりがちですが、
那須川選手は年月日で見る限りは日干の丁火を強めるものがないので(寅木は年支で位置が遠い)、従財格という、日干が強い財星に従う形になり、
通常とは五行の吉凶が逆になります。
(これを外格という。通常は日干が強ければ弱める五行が、弱い場合は強める五行が巡りバランスすることが望ましい)。
従財格は、破格しなければお金や人間関係に恵まれる人が多いです。
壬癸水の官殺が、年運では2012年、2013年(13歳~15歳)に、
大運では17歳から巡ってくるので、
命式の財星と併せて財・官殺の通変の調和が成立します。
以降、通変の調和は51歳まで続き、
ピークは天地共に癸亥の官殺が巡る27歳~37歳とみることができます。
これから社会的なプレッシャーも強まってくるものと思われます。
まだ若干20歳なので、格闘家としてこれからも期待できそうです。
【これぞ神童!】那須川天心 天才的KO トップ15 2018年1月版 Top 15 Knockouts of Tenshin Nasukawa
那須川選手、メイウェザー選手共に社会運が良く、実績もあるので、
“どちらが勝つか”ということまでは命式からは分からないですね。
以上簡単ですが、今日は那須川天心vsフロイドメイウェザーについて、二人の性情を中心に占ってみました。
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