※この記事はZOZO前澤友作氏を占う からの分離記事になります。
トピックが多かったので分けました。
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今日はZOZOの前澤友作さんを占ってみようと思います。
Twitterで前澤さんのアカウントをフォロー&リツイートをした人の中から、100名に100万円をプレゼントするという、
総額1億円のお年玉ツイートが話題になっていますね。
ZOZOTOWN新春セールが史上最速で取扱高100億円を先ほど突破!!日頃の感謝を込め、僕個人から100名様に100万円【総額1億円のお年玉】を現金でプレゼントします。応募方法は、僕をフォローいただいた上、このツイートをRTするだけ。受付は1/7まで。当選者には僕から直接DMします! #月に行くならお年玉 pic.twitter.com/cKQfPPbOI3
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2019年1月5日
以下前澤さんの命式です。
日干は壬水です。亥月の水が旺じる冬の生まれなので、水の勢いは強いです。
生まれ時間は不明ですが、日干には丁火の財星と申(庚)金の印星が近貼りしています。
日干に財と印が近貼りしている場合は、現実主義。
欲深いと表現する人もいます。
自分のモチベーションを他人との関係で実現しようとする傾向あり。
家庭環境に恵まれる人も多く、いわゆる“セレブ”と呼ばれる人に多い形です。
「四柱推命コラム」なぜか、セレブといわれる人の日干に財と印が隣接
これは印が生理的欲求、居心地の良さを求める傾向があることと、
財が経済的な豊かさを求めることによるものです。
この二つが満たされないと幸福を感じられない=幸福だと感じる基準が高い=セレブ的な傾向あり
ということになります。
一代で1兆円企業を築き、千葉市内に「100億円豪邸」も所有しているそうです。
印が強ければマニアックとかオタクな傾向が出てきますが、財が物欲と考えれば、
高級車、家具、現代アートのコレクターであることにも繋がります。
大運を見ると、11歳から戊(辛)、酉(辛)、酉(庚)、申(辛)と、金の印星が巡っているため、
より印星と金の事象が強く出てきます。
印は日干を助ける五行でもあり、勉学や専門性の習得にも向きます。
早稲田実業高校出身のようですが、都内でも有数の偏差値の高い高校で知られています。
15歳からの大運は乙木の食傷が巡ってくるため、印・食傷の通変の調和が成立し、
「余人をもって代えがたい」と言われるような独自性の発揮が発揮されることになります。
食傷による表現力が、ミュージシャンを目指しての音楽活動(ドラムだったらしい)として表れたと見ることができます。
1998年23歳の時にメジャーデビューもしています。
五行の調和については、強い日干壬水を助ける金が旺じる大運を巡るため、強いものがさらに強まります。
五行の調和が崩れる場合は忙しくなる傾向にありますが、
大運の乙木食傷が巡り、月干にも丁火の財星があるので(いずれも日干の力を減じる作用がある)、うまく日干の力量がバランスし、
やや忙しいながらも、表現活動、交友関係に恵まれながら充実した日々を送っていたのではないでしょうか。
高校時代は昼はアルバイト、夜はライブハウスに出演というような状況だったそうです。
「四柱推命コラム」五行が調和すると、きつい仕事環境から解放される
基本的に日干壬水は、水という性質上自由な傾向があり、
さらに木の食傷が巡ってくれば自己を律する土の官殺を剋することとなるため、
より一層自由奔放な傾向が強くなります。
“音楽活動中心でほとんど高校へ通わなくなった”というのも、前述のとおり15歳から食傷が巡ってきていることの事象かと思います。
前回記事でメイウェザー選手を取り上げた際も、水が強いと精力旺盛かつ自由と書きましたが、
前澤さんには未婚女性2人との間に3人の息子がいるそうです。
メイウェザー選手も日干壬水の水強で、未婚女性2人との間に4人の子供がいる点で共通しています。
前澤さん自身、女優の剛力彩芽さんとの関係が報道された際、
「結婚ということ自体に全く興味がない。ただの紙を出す作業というぐらいしか思っていないです」
という発言をしており、自由な結婚観にも表れています。
月干の丁火は日干壬水から見れば財星ですが、
財星は時流を読むアンテナ、周囲への気遣い、人脈、損得勘定、物欲でもあります。
特に壬水は丁火と、“干合”という結び付きの強い関係になるため、よりそれらの結び付きが強固なものとなります。
123憶円の絵画の購入や、今回の総額1億円のお年玉企画なども、プロモーション効果としても絶大なものと思います。
生まれ時間が不明のため、時柱に丁火の根があるかは不明ですが、
大運では41歳(2016年)から火の旺じる大運が巡ってきており、これが65歳まで続きます。
これからも財星の事象に恵まれることと思います。
大運を見ると、印・食傷の通変の調和は15歳~35歳までで途切れていますが、
35歳~41歳まで(2010~2016)は未(己)の官殺が巡ってきており、
この期間は財・官殺の通変の調和が成立します。
ただ2018年(42、43歳)は戊戌(天地共に土)が巡るので、根のある官殺と財星同士による強力な通変の調和が成立します。
2019年は己土が巡るので、2018年には劣りますが、通変は調和します。
官殺は責任感、使命感であり、
流動的な壬水が土のダムでしっかりと調整され、流れが秩序立てられることになり、
それが財星の特性と合わさって“世の中の動きと自身の歯車がかみ合う”ことになります。
特に2018年は、民間人としては世界初の月旅行へ行くことが決まって大きく話題になりました(月旅行は2023年の予定)。
また、今回の総額1億円のお年玉ツイートも、リツイート数が世界新記録を達成しています。
(暦の上では2018年は2018年節分~2019年節分まで)
印が空想(夢)、財が現実化と考えれば、
印が旺じる35歳までの大運と日支の印によって膨らんだ空想(夢)が,
41歳以降の財が旺じる大運に現実化
=夢(空想)の現実化→月旅行
などと考えることもできるかもしれません。
夢に言及するツイートが印象的。
夢を持つことは大事だと思いますか?それはなぜですか? #夢があってもなくても夢について語れる2019年は素晴らしい
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) January 6, 2019
世の中からお金をなくし、世界を平和にしたいという壮大な思いも。
一方で、2018年は災害が多く、そんな中での月旅行発表には批判も多かったようです。
支援金の額などについての「それだけでいいのか」という葛藤もあったようですが、
時流によって社会的責任を問われるのも、年運戊戌(天地共に土)の官殺の事象と言えるでしょう。
前澤さん自身は、以前から災害支援や発展途上国の子供たちの支援や、東日本大震災などの災害時に、物資や義援金での支援を行ってきたと話しています。
(公表しているものでは、2011年千葉マリンスタジアムの改装工事費、2016年の熊本地震の際にそれぞれ1000万円の寄付をしているようです)
これらも大運に官殺が巡ってきて(35歳~41歳まで。2010~2016年)、
財星(財力)と合わさっての通変の調和(=世の中の動きと自信の歯車がかみ合う)
が成立したことの事象とも言えると思います。
2020年以降はどうなるでしょうか?
35歳~53歳は大運に壬癸水のに比劫(日干と同じ五行)が巡っているため、
生まれ時間に辰未戌丑の土の官殺が来ていれば、財・官殺の通変の調和が成立しますが(※)、
来ていない場合は成立しません。
(※通変の調和を判断するにあたって、日支、時干、大運のいずれかに、日干と同一五行がある場合は、
時支も日干に近貼りしているものとみなすため)
“世の中の動きと自身の歯車がかみ合う”状態からは外れる形になります。
一人の人間の生涯としては、若い時期にある程度長く通変の調和が成立していれば、社会運としてはその後も安泰な傾向はありますが、
これだけ大きな企業の経営者とあっては、その成立の可否は社会的な影響も大きそうです。
官殺は責任感、使命感、自身の置かれた環境に合わせてその言動をコントロールする能力であり、
土は信用、不変・不動(一貫性)です。
65歳まで丁火の財星は申し分のない勢いのため、
その力量に見合う、官殺の責任感、土の信用、一貫性などを保てるかが、
“世の中の動きと自身の歯車がかみ合う”かどうかのポイントになってきそうです。
以上、今回はZOZO創業者の前澤友作さんについて占ってみました。
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