※2年前に前ブログで書いた記事だけど、改めて同内容で載せます。
先週、南が吉方位だった時にまた府中の大國魂神社へ行った際に、境内に
「お神札(ふだ)のまつり方」
という広告があった。
家に神棚を置いて神様をお祀りしようという内容で、東京都神社庁というところが出しているものだった。
大宮氷川神社へ参拝しに行った時にも、神社の入口の左手に埼玉県神社庁の建物があったし、都道府県では公的機関として存在する……と思いきや、よく調べてみると県や庁とついてはいるものの都道府県の機関ではなく宗教法人の地方機関らしい。
前に家の「家相」についての本を読んで、その中に神棚やお神札を置いて家の中心点(太極という)にする流派を知り、神棚には興味があった。
お神札とか設置方法の細かい内容についてはその内調べたいと思っていたので、タイムリーな内容だった。
お神札にも種類があって、並べる順番もあるらしい。
お神札の種類は、
神宮大麻
氏神さま
崇敬神社の神札
があって、
神棚に並べる場合は、中央に神宮大麻、向かって右側に氏神さま、左側に崇敬神社のお神札という位置にする決まりがある。
省スペースのお神札を重ねてまつれるような簡易神棚の場合は、
前から神宮大麻、氏神さま、崇敬神社のお神札という順番になる。
参考:お神札の意味合いや並べ方について参考になるページ
http://oonominato.or.jp/omamori/20151210/
丁度、神社の売店で色々売っていたので、
神宮大麻のお神札
大國魂神社のお神札
そして壁に掛けて使える簡易神棚を購入。
ただ売っているお神札の中には氏神さまのお神札が見当たらない。
売店の巫女さんに聞いてみたところ、
「氏神さま」については、自分の住んでいる地域をお守りする神社であるそうで、
国分寺では神明社か熊野神社というところになるらしい。
大國魂神社はここら辺では一番大きい神社なので、国分寺まで守ってくれてるのかと思ったけど、そういうわけではないらしい。
ただ、氏神さまについては自分が読んだ家相の本やネットで調べてみると諸説あり、
1.現在の居住地を守る神さま
2.今住んでいる地域ではなく、自分が生まれた地を守る氏神さま
3.氏一族があって、その一族を守護する神さま
など調べた中でも3通りくらいの記載が見られた。
大國魂神社のお神札をおまつりする場合は「崇敬神社」という扱いになるとのこと。
そして、重要なのは神棚を設置する場所。
家相を見るときに最もスタンダードなのは、家の重心を中心点(太極という)として、
中心点を三所、
北東方向の45°を鬼門、
南西方向の45°を裏鬼門、
とし、それぞれに台所、トイレ、浴室、玄関が掛からないようにしなければいけない。
更に
中心点から南北、東西に引くラインである「正中線」にも、台所、トイレ、浴室、玄関が掛からないようにする。
http://keisekkei.o.oo7.jp/kasou/kasou.htm
しかし見てのとおりこの鬼門、裏鬼門、正中線を描いてみると広範囲に渡るため、これらが掛からないようにするのはなかなか困難である。
そこで、「正しい家相の本」には家の中心を太極とするのではなく、神棚を配置した場所を太極とする方法が書かれている。
家の重心を先に決めて新築時に間取りを決めるのではなく、既存の家でもいい家相となるように、神棚の配置を考えるというもの。
この方法であれば賃貸等でもいい家相を作ることができる。
その他にも南向きか東向きにするとか、ネットで調べると色々条件があった。
自分の部屋は天井から梁が出っ張ったりしていて、取り付ける場所が限られていたので試行錯誤しつつ取り付け場所を決定。
後から知ったけどお神札を祀る日取りなどもあるらしい。(先勝とか仏滅とか)
全部の条件をクリアするのはなかなか難しい。
神棚へのお供えものは米、水、塩、酒などで、配置の仕方にも決まりがある。
以下のページも参考になります。
http://www.mikubi.or.jp/iroha.html
神札だけを入れる簡易神棚の場合だと、お供えを一緒に祀ることができない。
「正しい家相の本」によると、
お供え物は、神札から離れた家具の上に置いてもよいらしい。
たとえばリビングボードの上などにお供えして、あえて神札の位置と距離をおいても問題はないとのこと。
amazonで神具で検索すれば安価なお供えセットが売っていた。
注文してまだ届いてないので、届き次第お供えしたいと思う。
参拝方法は一般的な神社でのものと同じで、二礼二拍一礼。
部屋にあればいつでも参拝できる。
お神札は1年で交換なので、古くなったものは神社に持っていき「お焚き上げ」をしてもらいます。
今日は開運法のひとつとして、神棚について書いてみました。