※この記事はモバイルハウスブームに見る精神性の復活と統合の流れからの分離記事になります。
トピックが多かったので分けました。
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大雨災害と“持たない”ライフスタイル
この前、西日本で大規模な豪雨災害が起きた。
その際にTwitterでこんなツイートが流れてきた。
【フリーランスが被災してわかったこと】
— ぶんた@株式会社ひざうら (@__BUNTA__) 2018年7月11日
1.データは全てクラウド化推奨
2.ポケットWifiは確実に契約しておくべき
3.モバイルバッテリーは絶対買っておくべき
この3つを徹底しておかないと被災したらマジで仕事にならない。
僕はimacにデータ入ってるのが辛いです。クラウド保存すべきだった...
昔自分も何度か落雷や故障でPCが全消えした経験があるけどあれは結構きつい。
だからという訳ではなかったけど、最近場所的な自由を求める一環もあって色々とオンライン化を進めていた。
PCのデータもほぼOnedriveに入ってるし、ツールもデスクトップサーバーやAWSで運用してて、更に最近モバイルハウスやキャンピングカーに意識が向いて色々調べてるのはある意味来る災害を見越してのことでもあるのかも。
— sats (@surakbj) 2018年7月14日
完全場所的自由な生活を目指したい。
場所的、時間的、経済的自由。
場所にこだわらず、夏は涼しいところで、冬は暖かいところで暮らせたらいいと思う。
最近はPCのデータもonedrive上にあるので、予期せぬ故障が起きても大丈夫になっている。
今年はノートPCを買い替えたけど、ブラウザのブックマークや履歴もGoogleアカウントとの紐付けがされていたので乗り換えも簡単だった。
モバイルハウス
そんな中、モバイルハウスと可動式の家で生活している人たちがいることを知る。
可動産!
— sats (@surakbj) 2018年7月8日
単なる動産でなく、不可能から可能へのこの概念は思いつかなかった。 https://t.co/rJ5kFq4lww
不動産から可動産の時代への転換。
可動産だったら固定資産税も掛からないのかなと思ったり。
課税されるかは給排水や電気工事・基礎工事など、土地への定着性により変わってくるようだ。
どうやら2008年頃のリーマンショックをきっかけとした経済危機から、
アメリカで住まい方や働き方を見直そうという動きが始まり、
「持たない」ライフスタイルの一環として、
モバイルハウスやタイニーハウスがちょっとしたブームになっているらしい。
例えばこれ
電気も、水も、既存の供給網に頼らない完全なオフグリッドで自給自足できる
日本でも購入できるらしいけど、価格が1000万円程とまだ高い。
これから価格を抑えたモデルも販売予定らしい。
日本でもハンドメイド作った小屋で生活している人がいる。
https://t.co/O1RdyGsZm8
— sats (@surakbj) 2018年3月20日
サバイバル力すごいな。
ムー大陸、縄文人の生まれ変わりかな。
東北出身らしいし。
寒い地域より暖かい地域の方が向きそう。
https://t.co/G7oD9umhLP
— sats (@surakbj) 2018年7月24日
自分でカスタマイズした移動式の家で、場所に縛られず自然に触れながら暮らす移住生活面白そう。
動画の9:20~
出雲大社の神札が貼ってある。
ムー、縄文意識強い人(血統?)は小屋暮らしに興味持つ傾向なのかな。https://t.co/cBnSQJXqvW
これも所有しない生き方の流れなのかも
— sats (@surakbj) 2018年7月23日
“生活を豊かにするために仕事を増やす人もいるけど、
私たちは豊かに暮らすために持つものを少なくしたい”
タイニーハウス~大きなアメリカの極端に小さな家~ - 16平米 3人家族の家https://t.co/dT4GZy0eUy
一人だといけそうだけど、複数人だと手狭な印象。
その分スペースを活かす工夫がされている。
子どもが大きくなったらとか、バイオトイレってどうなんだろうとか気になる点もある。
海外のものだと割と大きいサイズのものもある。
デザインもお洒落。
コンパクトな小さい家プロジェクト 8選https://t.co/idtG8sY0Lw
— sats (@surakbj) 2018年7月24日
トレーラーハウス
https://t.co/k0OkeE6qZE
— sats (@surakbj) 2018年7月23日
トレーラーハウスというものもある。
マンションの一室と変わらないサイズ。
全国各地に災害時に出動するトレーラーハウスの拠点が必要と考え
「RVパーク全国100ヶ所構想」が提案されている。
資産を壊さないで移動できるのが利点。
どこにでも移動できる自由な空間、動く家
こちらは移動式トランスフォームハウス。
折り畳み豪邸。すごい展開技術。
トラックの荷台が家になった!移動式トランスフォームハウスhttps://t.co/WQuLbwQId3
— sats (@surakbj) 2018年7月24日
個人的にはこの動画の2:55~のトラックサーフホテルの2階から海を眺めたい
モバイルハウスをテーマにした映画もある。
所有しない、定住しない、固定しない、
— sats (@surakbj) 2018年7月24日
この三原則からどんな世界が生まれてくるか。
映画「モバイルハウスのつくりかた」https://t.co/fAPnCljn97
財産を手離した億万長者5人
そもそも日本人は戦前まで持ち家はほとんど無く、借家住まいだった。
持ち家なんかも日本人は戦前までほとんどの人が借家に住んでいたのに、 「一国一城の主」、「夢のマイホーム」という価値観は、 敗戦を機に戦後復興のために国に持たされた目標らしい。 インベスターZのこの巻に詳しい経緯が載っていた。 https://t.co/gAO3MXFDnj
— sats (@surakbj) 2017年7月5日
先住民には所有という概念がなかった
アメリカインディアンや縄文人には所有という概念がなかったそうです。
悪魔とのおしゃべりからの引用
https://t.co/0ROeQR7i3V
— sats (@surakbj) 2017年11月25日
アメリカインディアンの祖先は縄文人だとする説もある。
自然と共に調和して“所有”という概念がないことも共通している。 pic.twitter.com/Xic7rEK38f
これは、現代の法律や制度が“所有権”を前提としていることを根本から覆す概念。
領土という線引きがあるが故に人類は争いを繰り返してきた。
死ぬことが人生の終わりではない インディアンの生きかた
には、
「満足していないから見栄えにこだわる日本人」
としてこんな一文が。
私達日本人にはいまだに持ち家志向が強くあります。
家を持つことが、まるで男子一年生であるかのごとく考えられています。そして、それ故に多くの人々は疲れ、不幸になっていきます。
(中略)
私達はインディアンのように満足して生きていないから、これほどまでに家を持ちたがるのでしょう。
(中略)
つまり内容的にいい生活をするよりも、皆から「凄い家ですねー」と感嘆されることのほうが大切だったのです。
たしかに、東京なんかだと家のローンや高い家賃を払うために働いているようなものだという声もある。
家賃や水道光熱費を払う必要が無かったら、働き方もだいぶ変わりそう。
個人的な話だけど、以前仕事で固定資産税の評価をしていたこともあり、
興味から宅建取ったり不動産鑑定士の勉強したり、不動産に関する本を読んだりしていた。
そんな中、上念司さんの家なんて200%買ってはいけない!という本を読んだ。
内容はタイトルそのままで、マイホーム購入経験のある上念さんの失敗談が書かれていた(ちなみに上念さんのイチオシはUR賃貸だそうです)。
高齢化社会にともなう空き家問題があるから、特に地方なんかは将来安く手に入る可能性が高い。
空き家が地域で問題視される1つ目の理由は、空き家が増えているということです。2013年の総務省調査によると全国の空き家数は約820万戸、全住宅の7戸に1戸が空き家という状況になっています。これが、2033年頃には空き家数2,150万戸、なんと全住宅の3戸に1戸が空き家になってしまうという民間予測となっています。
増え続ける空き家~2つの空き家問題~-NPO法人 空家・空地管理センター
やはり脱持ち家志向の流れが。